北方領土問題

皆さんこんにちは。
私は、ギリギリ20代のフリージャーナリストです。大学でも政治経済を学んでいたので、そのまま今の仕事に就いた所存でございます。
このブログでは、世界の政治や経済についての動きを私なりに書いていきたいと思います。
私は、大学時代は特に北方領土問題に強い興味を抱いていたので今回はそれを書きたいなと思います。
そもそも北方領土とは第二次世界大戦に絡み、ソ連(現在のロシア)が占領した歯舞群島(はぼまいぐんとう)、色丹島(しこたんとう)、国後島(くなしりとう)、択捉島(えとろふとう)の4つの島(北方四島)を指します。
それを日本とロシア(旧ソ連)の間でお互いがお互いの領土だと主張している問題です。過去に様々な条約で領土の境界を決めてきたのですが、今だに、折り合いがついていない歴史的な根深い問題となっています。最近のプーチン大統領と安倍首相の会談でも、北方領土においてロシアの主権下で日本が投資する「共同経済活動」について言及しました。また領土問題とは別に、日本の経済協力を求める姿勢も示した。プーチン氏は、北方四島での経済・人道分野に関わる活動について安倍首相と話し合ったことを明らかにして、その一方で、「(北方四島は)国際的な文書によりロシアの主権があると承認された領土だ」と明言している。
これでは、結局平行線という結果であろう。
領土問題はただ土地の権利がどちらかという簡単な問題ではもちろんない。お互いの経済水域もそれによって決まるので、その国の経済にも大いに関わってくる。更に元々住んでいる住民はどうなるのかといった問題もある。
お互いがお互いの利益や文化を守るためにひけない部分は多いと思います。しかし私はもうそろそろ折り合いをつけるべきだと思います。そして私の中では、全島でなくとも2島返還論がお互いにとっての一番良い妥協点なのではないかなと思っています。
 
思惑が交差しつづける北方領土問題。
是非自分が生きているうちに解決する瞬間を見せてほしいと思っています。