ラグビーワールドカップの経済効果はかなり大きい!?

9月20日から11月2日まで行われているラグビーワールドカップは、日本国内はもちろんですが、世界各地からラグビーファンが足を運んで観戦しています。
大会の組織委員会では、経済効果が4,372億円にも上ると試算しているのです。
日本代表が強豪チームに勝つことで、桜ジャージは品薄な状態となっています。
また、大会自体も予想を超える盛り上がりとなっているので、組織委員会が想定するよりも大きな経済効果が期待できるのではないかと言われているほどです。
なぜ、ラグビーワールドカップで大きな経済効果が期待できるのでしょうか?
それは、海外から多くの観戦客がやってくることに起因しています。
海外からラグビーを観戦しにきた人は、観光もするはずです。
その観光による経済効果も大きいと考えられています。
ラグビーを観戦しに来る外国人は、長期滞在する傾向もあり、消費単価も高くなると予想されています。
ラグビーワールドカップの開催期間は44日間と長いので、試合と試合の間は観光する人がかなり多くなるはずです。
ヨーロッパやオセアニアラグビーファンが特に多いのですが、これらの国から日本へやってくる観光客は平均よりも高い旅行支出金額になることが多いです。
全体の平均旅行支出金額は15.3万円ですが、イギリスは22.1万円、オーストラリアは24.2万円、フランスは21.6万円とかなり上回っていることが分かります。
そのため、ラグビーワールドカップ開催期間中にも消費が増えると考えられているのです。