政治は難しく考えすぎない

政治という言葉を聞くと、とても難しいもので、自分にはよくわからないと思っていませんか。決してそんなことはありません。中身を見てみると、自分たちのことばかりです。だから、興味を持ちましょう。中身から入っていく方が良いかもしれません。難しそうな言葉を見てしまうとあきらめてしまうからです。

社会保障と聞くと難しそうに聞こえます。中身を見ていくと、私たちのことを守ってくれていることがわかります。いつも健康で収入がずっと続くとは限りません。病気やケガなどで収入が途絶えることがあったとしても生活できる仕組みがあります。

子供がいる家庭には、いろいろな手当てがありますが、これも社会保障制度ですし、年金だってそうです。社会的に弱者と言われる人に対して保障されています。言葉が難しいからわからないと思ってしまいますが、自分たちに関係のあることを言っているので、わからないで済ませるわけにはいきません。

税金が高いと思ったことはありませんか。これも政治家が決めていることです。消費税率を上げる議論が出ますが、なぜ消費税率を上げる必要があるのかを理解しないといけません。社会保障費に充てるためです。年金もそうですし、保育施設などに割り当てようと言われています。ただし、消費税は誰もが買い物をすれば支払わなくてはならない税金です。その税率を上げれば、消費が滞ってしまうために上げにくい税金でもあります。消費税率が上がれば、買い物に行く回数を減らそうと思っていませんか。だから、簡単には上げられません。

特に、消費税の問題は大きいことです。日本に初めて消費税が導入された後は、与党が選挙で議席数を減らしましたし、消費税率を上げた時もそうです。自分たちの生活に直結しているために与党への反発がどうしても起こってしまいます。

しかし、政治は消費税だけではありません。他の政策も見た上でどこの政党を支持するかを考えてください。消費税を上げたから与党は嫌だというだけではなく、他の政策を見ると野党よりも良さそうだと思うかもしれません。逆に、いろいろな政策を見たけれど与党よりも野党のほうが優れていると思うことだってあるでしょう。

口では聞こえの良いことを言っていても、実行力がないといけません。また、良いことを言っているように思えても、よく考えてみると中身がない場合もあるので、政治家の言うことは慎重によく考えて聞かないと判断を誤るので気を付けましょう。