政治に関心を持つことは大切

日本では芸能人が政治のことを話すことはあまりありませんが、海外では全く逆です。どんどん自分の主張をしています。本来は、家庭でも話をしたほうが良いことです。日本では、あまり家庭でも友人同士でも議論を交わさないことが多いので、関心を持たない人も多いでしょう。しかし、これはあまり良いこととは言えません。

人それぞれいろいろな考え方を持っています。人と違う考え方をしていてもおかしなことではありませんし、むしろそれが当たり前です。みんな同じではないことが当たり前だと思えるようになるためにも、議論が活発な世の中になったほうが良いのではないでしょうか。

日本では比較的、中立や保守的な考え方をしている人はあまり主張しません。リベラル派の人はどんどん主張していき、海外でもその主張を展開することさえあります。本当は、中立や保守的な考え方の人もどんどん主張したほうが良いです。そうでないと、リベラル派の考え方が当たり前になりつつありますし、大手メディアの報道もそちらへと傾いてしまうでしょう。これは、健全な社会とは程遠いことです。

また、与党と野党の議論にもまじめに向き合いましょう。日本の野党は対案を出すことが遅いことが多いです。対案を出す前に、まずは与党の政策を批判したり、何か政府の足を引っ張るようなスキャンダルを持ち出しています。それよりも、対案があるのならば早く出すべきです。このような方法では、まるで政治がワイドショーのような扱われ方をしてしまい、本質が抜けてしまいます。本質があまり議論されずに予算や法案が成立し、成立した後の強行採決ということもあります。

私たち国民一人一人が、もっとしっかりしないといけないのかもしれません。政治に関心を示すことで、与野党の議論も中身の充実したものになります。日本の野党の主張を聞いてみると、海外では当たり前のことなのに、日本だけはだめだと言わんばかりのことが多いです。井の中の蛙大海を知らずという言葉を連想させてしまう主張です。

日本は島国ですが、井の中の蛙大海を知らずということにならないようにしましょう。ただ、日本の国民はとても優秀であることは確かです。だからこそ、治安が良く、平和を維持できます。しかし、胡坐をかいているとこの治安の良さも平和も手放すことになりかねないので、政治に興味、関心を持たなくてはなりません。日本にとって必要なことは何かを考えて、政治について議論を交わしましょう。