経済は身近なもの

経済というととても難しいものだと考えがちですが、私たちにとって身近にあるものなのです。
皆さんは普段から、コンビニでお弁当やコーヒーを買い、会社で働いていれば給料をもらい、いつかのために生命保険に入っている人も多いはずです。
これらは、ふだん何気なく行っている行為なので、経済活動だという意識はないかもしれません。
実は、これらもれっきとした経済活動になっているのです。
もしも、経済と聞いて身構えてしまうという方は、「経済学入門 著:高橋璃子」を読んでいただきたいと思います。
この本では、物にはトレードオフがあること、利己的な行動こそが社会の秩序を作ること、コストは機会運用にあるということ、価格は市場によって決められるといったことが書かれています。
経済学に無知な方でもわかりやすいような内容になっているので、経済について今後知っていきたいけど予備知識がないという方にオススメです。
しかし、分かりやすいと入っても、なかなか理解できない部分も出てくると思うので、1日に読む量を決めて、繰り返し読むようにすると良いでしょう。
繰り返し読むことで、自分の中で理解も深まっていき、知識も蓄積されていくはずです。
基礎だけではなく、格差や貧困などの経済の応用的な部分にも触れているので、基礎知識だけではなくそれ以上の知識を学ぶことができる書籍だと言えるでしょう。
そのため、これから経済学の知識を深めていきたいという方には最適な1冊だと言えるのです。