日本の政治は安定している

日本の政治は、他の国にくらべて比較的安定しています。
政治の安定は国民の生活のしやすさにつながるので、これは歓迎すべき傾向です。
国内の動乱が続いている国もあります。特に中近東では、安定してない国が多くなっています。そのようなところでは、内紛が起きて、そこで生活している人は不安を感じています。その国に見切りをつけて、他の国に行こうとしている人もいます。
しかし、簡単に他の国に行けるわけではありません。移民が増えると、国内が不安定になるので、移民の人達を排斥する動きが世界各地で起きています。

日本は安定した状態なので、他の国に移ろうと考えている人はほとんどいません。逆に他の国の人が、今の日本の状態を羨んでいます。日本がこのように安定した状態にあるのは、政治が普通に機能しているからです。政府が決めたことは、覆されることなく実行されます。税金が上がることは、庶民にとっては辛いですが、そのお金は国民のために使われるので、最終的には納得した気持ちになれることが多いです。もちろん、今の政府の状態が完璧というわけではありません。問題点もいくつかあります。
しかし、それらの問題点が国民の生活を脅かすほどではありません。日本国内で生活していると、日本の安定した状態の良さに気付かないこともあります。しかし、戦争や飢餓といった深刻な脅威に脅かされていないのは、今の日本の政治のおかげだと言えるでしょう。

政治は国民にとって、無関係なものではありません。選挙に行って、国民はそれに参加することができます。自分が投票に行かなくても構わないと思う人もいます。しかし、それはもったない話です。自分の一票によって、この国をより良い方向に変えることができます。
政府は、国民の動きに敏感です。その敏感さは、普通の人が考えている以上のものがあります。世論が高まれば、それを無視して政策を勧めることはできません。世論の高まりによって、政府の政策が変わったこともあります。また世論によって、内閣が退陣に追い込まれることもあります。政府の政策に無関心な人もいますが、それでは、自分たちの生活を、悪い方向に行かせてしまうことを自覚すべきでしょう。

政府は安定ばかりではいけません。安定した状態が続くと、腐敗が起きることがあります。その場合は、国民が選挙によって新しい政府を作らなければなりません。新しい政府ができて、きちんとした政策を行うことで、新たな安定が生まれます。