政治を考えることは経済を考えることにもなる

政治を考えることは経済を考えることにもなるということを最近は痛感します。ただ、最近は政治はそれだけではないということも分かってきた気もします。特に議員の不祥事というか失言が多く出てくるようなると、なかなか発言するのも難しいものだということも感じるものです。
特に政治家は素人から急に政治家になるので、その段階を踏まないところが難しいのでしょう。専門家がなるわけではないので、このあたりが難しいところです。そのため、専門家やメディアからすると突っ込みどころが満載ということになります。
政治はお金の使い方を考えるところになりますから、経済とは密接に関わることになります。とはいっても、難しいのは規制をする側になることが多いということになるところです。自由に何でもやっていいというのが理想ではありますが、そうすると経済が混乱したり、市場が混乱することになります。一定のルールを持ったうえで経済活動をことが必要になるのですが、この一定のルールというのがどこまでなのかというところが難しいのです。あまりに深く市場に介入すれば景気を悪くすることになりますし放置すると何をしでかすかわからない無法地帯となることもにもなります。そのため、ムチと飴を使いこなして統制をしていく必要が出てくるわけですが、これがなかなか難しいということになります。
その難しさの為に、議員がそっぽを向いてしまうというケースもかなりあるようです。これまでの統治の仕組みを変える必要がなければ議員が何かをする必要はないわけで、これまでの仕組みの問題点を洗い出せばいくらでも問題が出てくることになるので、どこまでするのかということは議員に任されることになります。となると一生懸命する人とそうでない人が出てくるということにもなるわけです。その中には議員としての限界を感じる人もいるでしょう。議院内閣制の中では多数派の与党にならなければ政権を担当することは出来ないので、自分でやりたい統治の仕組みがあってもそれをすることも出来ないわけです。単に与党の悪口をいうしかないということになっている議員も少なくはありません。何しろ少数派の野党議員となれば他にすることはないわけですから、それだけをするしかできません。実は議員というのも何もできない難しい存在ということなのでしょう。ただ、与党の多数派の議員となると、これは行政にも関わってくることになるので、大きな存在となることにもなります。景気対策なども考えていくことも求められるようになります。