改元は経済にどのような影響を与えるのか

2019年5月1日から新元号になります。
改元による経済の影響というものはどのくらいあるのでしょうか?
今回は、改元が日本経済にどのような影響を与えるのかを考えていくことにしましょう。
今回の改元は、生前退位ということで世間は祝賀ムードの包まれるのではないかと考えられます。
昭和天皇崩御されたため、自粛ムードのなり、消費マインドは下げの傾向にありました。
しかし今回に関しては、自粛をする必要がないため、消費マインドは上げの傾向になるのではないかと予想されます。
祝賀セールなども各地で行われると予想されるため、一時的かもしれませんが景気も押し上げられていくことでしょう。
しかし、ゴールデンウィークを過ぎると消費税増税などがあることから、節約志向になる可能性が高いと考えられます。
そのため、新元号決定からゴールデンウィークまでが景気拡大のピークになり、そこからは緩やかに元に戻っていくということになるのではないでしょうか。
消費税増税がなければまた話は変わってくるかもしれませんが、消費税が10%になるというのはとても大きな変化になるので、祝賀ムードがずっと続くということは考えにくいでしょう。
このようなことを踏まえて考えてみると、新元号決定から1ヶ月くらいの間は経済活動が活発になり、景気が良いような印象になるということです。
しかし、それは長く続くことはなく、一時的なものだと考えた方が良さそうな動きだと予想できます。