今後の日本経済はどうなる?

テレビなどで報道されている日本の経済は、16年半ぶりのプラス成長となっています。
数字だけでみると、確かにプラス成長に転じているのかもしれませんが、国民目線ではそれほどプラスに転じているとは感じられないのが現状です。
今回のプラス成長は、外需主導によるもので内需に関しては成長しておらず、内需GDPの成長率は実質マイナス成長となっているのです。
日本経済がプラス成長したという報道は、政府の発表をもとにしていますが、その内容をしっかりと理解しているのはごくわずかです。
新聞やメディアがプラス成長に転じたと報道すればするほど、国民はそれを鵜呑みにしてしまいます。
もちろん、政府の発表は嘘ではありませんが、報道によって景気が回復傾向にあるというイメージばかりが先行してしまっているのも事実です。
国民や政府の間でも実際に、補正予算の中に景気対策に関する項目について、その趣旨が付与されていません。
政府も、回復異傾向にあるというイメージで国家予算などを決めているわけではありませんが、国民の多くはまだ景気回復を実感できるところまで至っていないのが実情なのです。
今後は、元号が変わり消費税も10%へ増税されます。
残業時間も規制され、収入が減ってしまう人も多いです。
2020年にはオリンピック特需も終わってしまうとあって、今後の日本経済はどのように変化していくのでしょうか。
2020年以降は景気が悪くなると予想する人もいるので、今後の動きにも注目したいと思います。